少女☆歌劇レヴュースタァライトのキャラクターの名前の由来・考察

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『少女☆歌劇レヴュースタァライト』は
ミュージカルを原作として
アニメ、スマホゲーム、小説、コミック、映画…
と多層展開している人気コンテンツです。

管理人もミュージカルを観たのをきっかけに
アニメ、映画と鑑賞、ドハマりしています(^^;

今回はキャラクターの名前の由来についてお届けします。

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脚本・樋口達人さんから語られる名前の由来

さて、先日は
『劇場版スタァライト 打ち上げ大パーティー 前夜祭生放送』
と題した番組が配信されました。

打ち上げ、めっちゃ行きたい!
と思いつつ、その番組の中で興味深い話題が。

キャラクターの名前の由来について、
脚本スタッフの樋口達人さんの口から語られていました。

(上記の動画でいうと37:11あたりから)

非常に興味深いお話だったので、
各キャラクターの名前の由来を
書き留めておきました。

愛城華恋

五十音の一番最初の「あ」で始まる。
物語を引っ張っていくイメージ。

神楽ひかり

華恋と対になるイメージでつけた。
愛城華恋の「あ行」の隣の「か行」で始まる。

舞台の外側から光を照らすっていう意味。
「神楽」は元々神様に捧げられる舞台。

物語の1話ではああいう影のあるキャラだったけど、
8話で描いたみたいに
生まれながらに影のあるキャラクターじゃない。

それを解き明かす物語っていうふうにするためにも
愛城華恋が引っ張っていく物語なんだけど
神楽ひかりが光を取り戻す話でもある。

なので最初は若干影のあるキャラクターにしている。

この子が華恋にとって光を取り戻すまでを
1個大きなお話になっているので
名前に光を入れた。

最初はひかりは漢字だった
→「光莉」
が、なんか堅いなと思ったのでひらがなにした。

天堂真矢

最初は真央だった。
縦書きにした時に左右対称の漢字。
強度のあるキャラクターにしているが、
完璧過ぎてもつまらないと思って最後の央を矢にした。

これでバランスを崩して、
ここがクロディーヌに突っ込まれる部分だろうなって。

真央って呼ぶよりも、真矢って呼んだ方が強い。
音的に真矢にした。

石動双葉

花と葉っぱということで香子とセットになってはいる。

ただ、一番ギャップをつけたいキャラだった。
誕生日が一番早いけど、一番身長が低い。
小さいけど面倒見がいいというギャップを出したかった。

双葉っていう言葉はかわいいので
苗字に固めのイメージを持たせようとした。
あとは読みにくい漢字にしようと。

出席番号早めのってなったときに石をつけて石動。

若干「京都」の要素があるとすると、
6話で双葉と香子がいちゃいちゃしている鴨川沿いに
「ふたば」っていう豆大福屋さんがあるのでこれもいいなと思って付けた。
それがちょっと残ってる京都要素。

花柳香子

ある種の主人公的名前。
なぜかというと、苗字も名前も
母音があ行から始まっているので、わりかし強い名前。

全員に言えるが、強い名前を付ける時に濁音を入れる。
みんなの名前に一文字か二文字絶対に濁音入っている。

ちょっとあると、そこの音が引っかかるから
必ず入れるようにしている。

香子の場合は、クロディーヌをのぞいて
特質性を出すために名前4文字。
この子だけ名前8文字。

双葉と香子で1セット。

石の上にも3年とかそういう印象もあるので
石ってつけた。

露崎まひる

使っている文字とか単語を全て自然物にしたかった。
露とか崎とかまひる。

樋口さん自身が、露崎っていう歌手がいてその名前をずっと使いたかった。

9人の中で一番ナチュラルな感情の動きをさせたかった。
嫉妬もするし、怒るし、っていうのでまひるっていう名前を付けた。

漢字にしなかったのは
これを漢字にすると真昼になる。
いつも何かの当番をやっているようになるので
ひらがなにしようかってなって名前がひらがなが多くなった。

大場なな

変わっていく物語・脚本を一人受け止めてくれるキャラクターって
一人配置する。

基本的に8人の色のキャラクターが染まった時に
なながお母さん役っていうところしか決まってなかった
最初のプロットでは。

そうすると何が起きるかというと、大きな設定を全部背負ってもらうことになる。
なのでああいう大きいキャラにしたら
色々と大変な設定を背負わせるはめになったけど。

ある種特殊で、名前も5文字。

大場の場がなぜ葉っぱじゃないのとよく言われるが
双葉がいるからでもあるし、
付けたときに、「大事な場所になるように」って
それを守る。

最初に名前を付けたときに、監督が「大場ななっていいですよね」って褒めてくれた。

最初からバナナをキーにしたキャラにはしようかなと思っていた。
バナナ発進にして若干設定を軽めにして重いの全部引き受けてもらう、みたいな感じがあったので、やや最初から謎のポジションではある。

西條クロディーヌ

最初は西園寺カノンという名前だった。

クロディーヌの名前の由来はフランスの女優さん。

クロディーヌロンジェさん。
目力がちょっとあいあいさんに似てる。

ちょっと長めの洋風の名前にしようと思って
クロディーヌって探して、似てると思った。

名前だけを先にいただいて、写真を見たのがずっと後。
写真を見たら、ん、似てると思った。

星見純那

一番普通の子として舞台を目指すっていうメンタリティーを描きたかった。
ずっと星を目指す子にしたくて星を見る。

そしてそれは同時に星に届かないんじゃないかという言葉もいただくけれども

逆に言うと星って見えないとおっかけられないからこそ
ずっと見えてて追っかけ続ける旅人というので
旅人で、可愛い子には旅をさせよって思うから
アメリカに行かせた。

最初から一番遠い場所に行かせようとしていた。

劇場版のラスト、
外に飛び出るというのはある意味名前からルートが見えていた。

佐藤日向さんが英語上手というのがあったからこそ
できた進路。

まとめ

レヴュースタァライトのキャラクターの名前は
ここまで考えられて名付けられていたのは
ともて興味深かったです。

それにしても番組の流れ的に
愛城華恋の名前の由来がサクッという感じだったので
もっと詳しく聞きたかったのは私だけではないハズ…(華恋推し談)

スタァライトの今後の展開としては
劇場版と舞台#3のブルーレイが出ますし
スタリラ舞台の公演も控えているので
そちらも楽しみですね!

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